姫路B−1グランプリなるものが開かれまして。
すぐ人酔いしてしまう私には無縁のものやと思っていましたが、
お手伝い要請がありましたので、ご近所よさこい仲間さんたちと参戦しました。
お手伝いは、生ビール販売。
9時から3時半まで、ひたすら、ひたすら、つぎ続けましたよ。
たくさん売ろうがモタモタ売ろうが、ボランティアやし、販売側も多分営利目的じゃないので
特に問題ではないのに
みんな、自動的にお客様になるべく手際よく、笑顔で、美味しいビールをつぎたい!と夢中に
なるもので。
うーん、ニッポン人ってやっぱり、まじめだあ〜〜〜
って感じてました。
かくいう私もしっかりとニッポン人でありまして。
ムスメタチをほったらかしてなぜか一日ビールつぎ名人と化し
空になったビール缶交換もなるべく迅速に!!とカーレースのタイヤ交換ばりにマジになり
トイレに行く間も、顔を前にあげる間もないほどに働きつづけました。
でもね、笑顔でビールを渡した時の、お客さんの顔って、ほんと幸せそうなのね。
生ビールを手にする瞬間の顔は、アイスをうけとる子どもの顔とおんなじなんだあ。
お客さんたちも、9割9分優しいよね。
「ありがとう!」とか、おじぎしてとか、みんな丁寧に受け取っていきはります。
ちょちょっとチケットと引き換えにビール渡して、暇なときは飲み放題だから〜
なんて言われてみんな手伝いに行ったのだけど
飲み放題なんて時間など全くないほどの忙しさ。とにかく必死で回り続けていましたが、
終わった時に
「お客さんがひっきりなしに来てくれて、楽しかったね!」
とかいっちゃうトモダチの声に、あはー!!たのしかったねー!!!って気分になった。
ほんと、言葉の威力って大きいよね。楽しかったね!なんて言われたら、楽しかったよね!!
なんて、すぐノッてしまうよ。そんなトモダチと一緒にできたのが嬉しかった。
それから、人手が足りないかもということで声かけた私のトモダチ夫妻。
マイだんなさんと同じ会社なので、二人で生ビール飲み放題だよ〜なんて誘ったのに
マイだんなさんは海外出張で欠席。子どもだけうちとことそことで5人もいて
大混雑の会場の中。トモダチが一日中子どもたちをうろうろ連れ出してくれ
トモダチだんなさんと私はものすごいチームワーク技でビールを販売しまくるという事態に。
お休みの日を・・・
ほんまにすんません・・・
なのに、帰り際「ありがとう!」といってくれるトモダチ。
あわわわ、ありがとう!!すぎるのはこちらなのに、あわわわ。そんなに素敵な笑顔で、
ああ、なんていいひとたち。いつもいつも、本当にお世話になって、あわわ。
という一日でした。
働き続けて、体は疲れたんだけど、無心に働き続ける不思議な爽やかさと、
どんな事態でも、いい空気をくれるトモダチたちがいてくれることに
ああ〜〜〜しあわせだあ
と感じられた日になりました。
B−1グランプリ 万歳!
いや、B−1の雰囲気を感じる余裕などまったくなかったぞ。
それもそのはず、ダントツの売り上げを誇ったというわがブース。そりゃそうだ!あんだけひっきり
なしに売りつづければ。ああ、でも、楽しかった!
PS
写真は、私が寝坊して起きたときに嬉しそうに長女次女が鉄板を出してきて焼いていたおやつ。
細ぎりのおいもに、すりおろしたおいも。それを焼いて塩を少々。
それが、めちゃうま!一日中子守をしてくれたトモダチがお昼に食べたそうで、「どのB−1出店
品にも負けないくらい美味しかったで!!」というてくれました。