今年の6月にえいっ!と飛び込んで参加した英語ミュージカル。
学びが多いだけでなく、あまりにも楽しいこのワークショップ。
夏休みバージョンは…
親子共演可能なコースが♪
長女次女即答で「いきたーい」いうので、(あまりにターザンに行った時のハハが楽しそうだったようで)3人で参加しました。
演目「Oliver!」は私は知らなかったのですが、アニーの男の子版、ということで、DVDをみんなで観ることから。最初の印象は「決して明るく楽しい話ではない」。これを親子共演か…という感じだったのですが、じわ、じわ、とハマっていきました。
1日3時間、×2日。
大阪まで通いました。メンバーは、約20名。大人と子どもは半分半分くらい。中学生も3人ほど。このメンバーで2日間でオリバー!を創っていく。一体どうなるんだろう?
それが翌日またしても、素敵な奇跡が起きていました。
子どもから大人まで、それぞれ一人一人が欠かせない仲間になっていて、本当にいとおしくなっていました。決して積極的に人とうちとけるタイプではないムスメタチも、気づいたらしっかり一員として劇を創って、いきいきと歌って踊っていました。
母は、そこにムスメタチがいることもすっかり忘れて?楽しくなって歌い踊っていました。
毎日毎日うすくてまずいおかゆをすこーししか食べられない生活。
スリをしてしか生きていく道がない生活。
ちょっと失敗したら命があぶない生活。
それは、決してお話だけじゃない、そんな思いを実際しながら生きてきた「こどもたち」がいたこと。
自分たちが演じることで、いろんなことを心に刻んだようでした。
ムスメタチとナンバーを歌いながら手をつないで帰った帰り道。
私はこの日の夜空を一生忘れないぞ〜と思いました。
気づいたら、ムスメタチは、手の届かないところで自分の人生を進み始めるのかもしれない。
まだまだわたしの手をぎゅっと握っているムスメタチ。でも、その日は本当はもうすぐそこなのかも。
こんな経験をさせてもらったことに、感謝、感謝、感謝・・・
ありがとうの気持ちでいっぱいにさせてもらいながら。